百貨店に勤めていた頃、お客様にフランスのブルゴーニュの格付けを説明するのに何かいい方法はないか？とよく頭を悩ませていました。 新潟あるある・コシヒカリのランクで分かりやすく(笑) 新潟県産コシヒカリ〈魚沼産コシヒカリ〈魚沼産の○○さんが作ったどこどこの畑のコシヒカリ〈一流生産者の○○さんの一番いい畑のコシヒカリ ブルゴーニュでその頂点を行くのが、かの有名なロマネ・コンティです。 そう、ロマネ・コンティは畑の名前なんですよ！ どうですか？ 分かりやすいでしょ？(笑) 沢山の人が欲しがるワイン＝高い 世の中の仕組み...

グリューナー・ヴェルトリーナーという品種のワインを飲んだことがありますか？ オーストリアで良く栽培されていますが、爽やかな酸味やミネラル感 白コショウのニュアンスを感じたり、後はほろりと微かな苦味も感じます。 こういった品種の特徴から、春の山菜や蕎麦や川魚などに合わせて我が家では良く頂いています。 最近では、農家の方に分けて頂いた濃厚シャキシャキきゅうりをクリームチーズと一緒にたっぷり挟んだサンドイッチに合わせてじゃぶじゃぶ飲んでいます(笑) https://vin-de-boon.net/product/2520/ こちら...

先日、無事に40歳の誕生日を迎える事が出来ました。 ちょうど娘の入学式と重なり、支度も大変だったので いつもお世話になっている割烹大直さんのお料理をテイクアウトさせて頂きました。 大海さんのお料理 一つ一つ手が込んでいて、何度頂いても全く飽きる事がありません。 全体のお料理を見てからワインを決めますが、 ホタルイカに鱒ずし 蕗の薹の天婦羅に蕗味噌、海老しんじょ。 これはもう、あれしかない！ https://vin-de-boon.net/product/2498/ 和食に最強のクレマン・ド・ボルドー！ バースデイだからといって、...

例えば、今晩のおかずは豚肉の生姜焼きだとする。 (私の場合、日本のご家庭で普通に作る料理にワインを合わせることが多いです。) 肉だから、土壌に岩があることが必須。土壌に岩のあるワインは骨格がしっかりとしていて、中心に太い柱が通っているような味わいがします。 豚肉なので、できれば粘土も沢山あったほうがいい。 肉の中でも特に脂質が多いので、粘土質土壌のねっとりとした味わいのワイン。 さらに生姜焼きは、フライパンで醤油を焦がすから… 出来れば、タンニンもしっかりと抽出されていて重心が低い品種。 醤油を使うから、絶妙...

今回、フランチャコルタ(泡)は、確実に合うので省略させて頂きます。 実は、餃子も得意な店主。早速どっさり作りました(笑)　 ポイントは白菜をベースにして、ニラと共に塩もみして良く水分を出してから豚ひき肉に合わせます。白菜ベースの餃子はさっぱりとしてエンドレスで頂けてしまいます。 まずはパラヴァ(白)から。ミュラートゥルガウとゲヴェルツトラミネールの交配品種になりますが、品種由来の甘味とエキゾチックな香りがするワインです。 自然農法を採用し、農薬はなるべく使わずに造られた葡萄。粘土石灰質土壌。 もうね～餃子に合う...

県央のマダムからのお誘いで実現した今回のワイン会。お着物で参加される方も多く、スタートからテンションが上がりました。女性がお洒落をして、ワイン会に参加される。本当に素敵です。 実験的なペアリングも取り入れつつ、今回は心から好きだと思えるワイン達ばかり。やはり、ビオロジックやオーガニック栽培、サスティナブル農法を取り入れている造り手さんの物が中心になります。料理に合っているのはもちろんの事ですが、飲んで単純に美味しいと感じて頂けるワインを選ばせて頂いております。 鯉の昆布〆とこごめの酒盗和えうまき・鰻かま焼...

シャポン(去勢鶏)の炭火焼き・トリュフ香る菊芋のピューレ添え とある冬の日に長岡のレストランへランチに出掛けました。有名店でしたのでかなり期待して行きましたが、味・サービス共に期待とは少しかけ離れておりなんだか残念な気持ちになってしまいした。 それから夜になって、せっかく長岡に来たのだからと以前友人に連れて行って貰ったあおぎりさんへ。 衝撃的に美味しかったシャポン出汁のラーメン。 スープを一口飲んだ時の衝撃は今でも忘れません。シャポン(去勢鶏)の飼育は大変難しく、その鶏から出汁を取ったラーメンですからどれほど...

春になり、ワインギフトのご注文も沢山頂くようになりました。 ヴァンデブーン海老名みどりが、ワイン屋になろうと思ったきっかけ 結婚が早く、若干二十歳で母親になった人生。かなり早い段階で沢山の責任を抱えることになりました。 家業で車屋を営んでおり、子育ての傍ら経営も学ばなければいけませんでした。 壁に何度もぶつかる。いつもワインに救われ続ける。 もうやめたい… 逃げ出したい… 弱気になる時も何度もありました。私の場合、子供がいたのでもちろん逃げ出すことは出来ません。 辛い時、泣きたい時、不思議とワインを飲むと幸...

記念すべき、初開催の題材に使うワインはこちら… モンテリー・ドゥエレ・ポルシュレ・ヴォルネイ・１er・アン・シャンパン1998 このワインを醸造したアンドレ・ポルシュレは「オスピス・ド・ボーヌ」1976～1988、1994～1998醸造長、「ドメーヌ・ルロワ」1988～1993醸造長を担当。 氏が手掛けたワインは、あまりの出来の良さに多くのネゴシアンがオスピス・ド・ボーヌであることを伏せ、自社ラベルを貼って販売したという逸話が今も伝えられています。 先代のアルマンド・ドゥエレ女史が生涯最後まで愛した畑 生涯...

ヴァンデブーンのフラッグシップのようなワイン会です。何度も挑戦させていただいていますが、人気は全く衰えません。また、内容もどんどん進化しています。 全17貫の握りのコース。7名の参加者でワインは８種類。 参加者の皆様からの感想 鮨とワインがこんなに合うなんて… 赤ワインがこんなに鮪に合うのは驚きだ。 大好きなワインでこんなペアリングを見せていただけるなんて… 日本酒では決して作ることの出来ない新しい世界観 ワインと合わせた時の味わいの掛け算の素晴らしさ 沢山の方に体験して頂きたいと思っています。 大将の荒井...